ニュース&トピックス 横川貴志 准教授(薬学部 臨床薬理学教室)が「膵癌診療ガイドライン」の改訂に貢献しました
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2025.09.04
8月1日に「膵癌診療ガイドライン 2025年版」が発刊され、その改訂に本学薬学部の横川 貴志 准教授(臨床薬理学教室)が貢献しました。
「膵癌診療ガイドライン」は、日本における膵癌診療の指針であり、全国の医療現場でこの内容に基づいた診療が行われます。まさに膵癌患者を支える基盤といえるものです。膵癌では、薬物療法・放射線療法・外科的治療に加え、支持緩和療法(副作用・痛みに対する治療)、合併症治療といった包括的なケアが求められます。そのため、多角的な視点が必要不可欠です。本書は、各領域の専門家が協働し、体系的に作り上げることで、現場のニーズに即した指針として完成しました。
薬剤師として唯一、改訂委員に参画した横川 貴志 准教授は、がん専門薬剤師の立場から専門的知見を提供し、薬物療法や支持緩和療法の最適化において重要な役割を果たしました。この取り組みは、全国の医療現場を通じて、膵癌患者に高質かつ安全な医療をもたらす成果につながっていくものと考えます。
本学は、高度な薬学教育と研究を推進し、医療の発展と社会への貢献を担うことを使命としています。今回の参画は、その使命を体現するものであり、薬剤師の専門性がより良い医療の実現に直結することを示す成果となりました。
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