ニュース&トピックス 2020年度病院・薬局実務実習における新型コロナウイルス感染予防対策（第10報）

2020年8月24日

保証人の皆様へ

東京薬科大学 学長 平塚 明
病院・薬局実習運営委員会

2020年度病院・薬局実務実習における新型コロナウイルス感染予防対策（第10報）

謹啓
立秋の候、保証人の皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素は、病院・薬局実務実習に対し、格別なるご理解とご厚情を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、連日報道されているとおり、首都圏を中心に新型コロナウイルス感染症が再流行しており、新規感染者の年代別内訳では若年者が多く、無症状や軽症患者が多いことも特徴となっております。このような状況の中、病院・薬局実習は、様々な疾患をもった患者さんがいる医療機関で実施されるため、実習生（学生）は新型コロナ感染症に関する最大限の自覚と、感染予防に対する努力が必要となります。つきましては、保証人の皆様におかれましては例年と相違した実務実習になりますことへのご理解を賜ると同時に、ご子息、ご息女に対して感染防止対策のご指導にご協力をお願いしたく存じます。
末筆ながら皆様の益々のご隆盛を祈念しております。引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。

謹白

病院実習先において院内感染予防の厳格化から実習期、実習内容について下記1～3に分類される事例が発生しております。なお、文部科学省からは、実習内容の変更に伴い薬剤師国家試験受験資格の必修単位取得に不利益のないよう対処することの通達が発出されております。

1. 事前に決定した実習期が実習施設の状況により変更され、実習期を再設定（短縮）された事例
2. 実習施設の状況がひっ迫し、今年度の実務実習が実施できなくなった事例（代替施設に変更）
3. 実習施設の状況により、院内での実習が不可能となり、遠隔（オンライン）実習となった事例

（新型コロナウイルス感染症の流行に伴い通常の病院実習が困難となった場合の対応について　レベル3　−日本病院薬剤師会 Ver.2− 別紙1）

実習生への注意事項（TOUYAKUルール　～新しい生活様式～　の再徹底　別紙2）

1. これまで行ってきた当感染症対策の基本に則って3密回避、夜の街、イベント、多人数が集まる施設に行かない、不要不急の移動をしない。
2. 実習期間中のアルバイトは厳禁とする。（6月16日付学生ポータルにて連絡済）
3. うがい、手指の消毒、マスクの着用の励行を継続する。
4. 多人数での会食は避ける。
5. 行動記録は「新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)」を活用する。
6. 実習先の感染予防対策ルールの把握、健康管理チェック表等による管理を徹底する。
7. 本学学生が感染の発端にならないように行動する。