ニュース&トピックス 本学薬学部の堀 祐輔 教授が、「シニアカレッジ・くりのみ」の講師を務めました

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2022.11.14

2022年11月4日(金)、本学薬学部の堀 祐輔 教授が、小金井市公民館東分館にて開催された、【令和4年度高齢者学級「シニアカレッジ・くりのみ」】にて講師を務めました。

堀教授は【シニア世代のお薬との賢い付き合い方】をテーマに、
第1部【薬の正しい使い方】、
第2部【健康に過ごすために】、
を演題として講演を実施しました。

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第1部では、『薬を有効に、安全に使用するためのコツ』として、

  • 薬を飲む習慣をつけ、飲み忘れを予防する。
  • 薬は指示通り正しい方法で正しく飲むことが大切であり、自己判断で増減してはいけない。また、十分な量の水で飲むこと。
  • 薬を正しく用いて副作用を防ぐために、自身の病気をよく知り、お薬手帳を活用し、薬を正しく飲む。また、体調の変化に注意し、信頼できるかかりつけ医・かかりつけ薬剤師等を活用する。

第2部では、『健康に過ごすためのコツ』として、

  • 健康食品との付き合い方として、テレビや週刊誌などのメディアで紹介された時は、自分に適しているか一度立ち止まって考えることが必要。
  • 生活習慣のポイントとして、食生活や運動習慣、睡眠等の改善から、健康年齢や血管年齢を若く保つことが重要。
  • 薬剤師の役割と付き合い方として、
    1. 薬剤師からの質問にはぜひ答えてほしい。(生活習慣や飲み合わせの確認に役立つ。)
    2. 検査表は数回分保管して、薬剤師にも見せられるように。(検査値を正しく評価できる。)
    3. お薬手帳はいつでも見せられるように。(過去の病歴から、より詳しく説明を受けられる。)

 以上のようなポイントをお話しいただきました。

当日は定員20名中19名が参加し、講演とともに健康体操などを体験していただきました。講演後は受講者からの活発な質疑応答があるなど、受講者の熱意が伝わってまいりました。

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受講者の感想

  • 「かかりつけ薬剤師の存在を初めて知ることができた。今後健康のことについて、積極的に相談したいと思う。」
  • 「健康に良いと思って健康食品を買ってしまいがちだったが、本日の講演を聞いて適切に使えば多く使う必要は無いと分かり、大変有意義だった。」

 本学はこのような活動を通じて、知識を社会に還元し、地域に貢献する大学として邁進してまいります。

本件に関するお問い合わせ

東京薬科大学 広報課