李 佳莉

薬学研究科 修士課程 2年(取材当時)

中国・瀋陽薬科大学 出身

留学生|東薬の修士課程で学んだ2年間

東薬で修士課程を修了するまでの2年間(2018年4月入学‐2020年3月修了)の留学はあっという間でした。中国・瀋陽薬科大学を卒業後、東薬との交流協定があるおかげで、日本へ留学することができました。瀋陽薬科大学では薬学を日本語で学ぶ日本語学科に在籍していたため、留学中の日常交流は比較的スムーズに行えました。勉強した薬学専門用語や実験作業においても順調に進められるなど、とても有意義かつ充実した留学生活を送ることができました。初めての外国で留学するのは大変不安でしたが、薬学事務課並びに国際交流センターから各方面の厚いサポートをしていただいたため、短期間ですぐに日本の生活に慣れることができ、今でも大変感謝しております。

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2年間お世話になりました臨床薬剤学教室の先生方と学生さんは私の留学において忘れることができない大切な存在となりました。初めて留学生が入ってきた研究室にも関わらず、皆さんが大変親切に対応してくれて、一緒に研究内容について検討したり、お昼ご飯を食べたり、日本語及び日本の文化習慣などを教えてくれたことは、沢山の良い思い出となっております。また学校での勉強と研究だけではなく、新しい臨床知識を得るために、様々な外部の勉強会へも参加させていただきました。日本ヘルスケア学会でポスター発表をすることなどを通じて、より深く学術交流ができました。
2年間の留学が終わってから、勉強した薬学専門知識を活かしたかったため、日本での就職を決めました。将来は自分の力で薬学業界のグローバル化に有益となる貢献をしていきたいと考えております。