ニュース&トピックス 生命科学部2年の選択科目「生命科学と社会Ⅶ(サイエンスコミュニケーション)」が始まりました
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2024.12.05
生命科学部2年の選択科目「生命科学と社会Ⅶ(サイエンスコミュニケーション)」が今年度も始まりました。この講義では、科学技術を社会にわかりやすく伝えるスキルを学ぶとともに、科学の未来や課題を考える力を育てることを目的としています。
サイエンスコミュニケーションとは
サイエンスコミュニケーションは、科学と社会をつなぐための活動です。専門的な知識を一般の人々にわかりやすく伝えることで、科学への理解や興味を深めるだけでなく、科学技術にまつわる課題について共に考え、対話を通して議論を深めることを目的としています。
今年度は全13班に分かれ、PBL(問題解決型学習)形式で講義を進めています。各班は、課題に対して主体的に取り組みながら、議論を重ねて知識やアイデアを共有し、コミュニケーション能力や問題解決能力を養います。
授業風景
講義の一環として、日本科学未来館をはじめとする科学館へ調査研究に訪れました。展示内容や施設運営の工夫に触れながら、科学の伝え方について多くの学びを得るだけではなく、科学技術と社会に関するジレンマを含む「論点」を探してきました。
未来館訪問時グループ写真
その中でも、11月17日に日本科学未来館を訪れた学生は、研究エリアを見学させていただくだけでなく、この日に開催されていた「Ig Nobel Face-to-Face 2024 in JAPAN」にも参加し、科学のユーモアと独創性を肌で感じる貴重な体験となりました。
未来館イベント司会:科目担当でもある古澤輝由先生
最終講義では各班がテーマを設定し、科学技術の展望と問題点を「劇」という形で表現します。この発表は、単なる知識の共有だけではなく、創造力や表現力を発揮し、社会に対してメッセージを届ける場でもあります。
本件に関するお問い合わせ
- 東京薬科大学 教学IR研究推進課
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