玉井 絢子

株式会社ファンケル 総合職(カスタマーサービス部  美容相談グループ)

私立佐久長聖高等学校 出身
薬学部 医療薬物薬学科 分子細胞病態薬理学教室 卒業

お客様の声を研究や商品企画へ“繋ぐ”。化粧品企業における薬剤師の強み。

『あなたに相談してよかった』 お客様の信頼を実感できることがやりがいです。

私は現在、カスタマーサービス部美容相談グループに所属し、電話を通してお客様からの美容に関するお悩みを伺い、お客様のなりたい姿を実現できるよう日々、サービスや知識の向上に努めています。また、電話応対だけでなく、お客様の商品やサービスに対する貴重なご意見を他の部署に共有することで、今後の商品の開発に繋げています。お客様のお悩みは多岐に渡りますが、お客様ひとりひとりと誠実に向き合うことで、「あなたに相談してよかった」「丁寧に対応してくれてありがとう」といったお声をかけていただくこともあります。顔が見えないコミュニケーションの中でも、お客様から信頼を得られたと実感できる瞬間に大きなやりがいを感じています。

自分に自信を与えてくれた化粧品という存在。女性の生活をもっと豊かに。

もともと薬剤師として患者さんの生活を豊かにしたいという思いから、大学では薬学を学んでおりました。ただ、地元・長野から上京して、6年間東京での生活を送っているうちに、女性の生活を豊かに、また自信を与えてくれる化粧品に対しての興味が強くなり、美を通して、人の役に立てる仕事をしたいと思うようになりました。私自身、化粧品のおかげで、外見だけでなく内面も変われた経験があるので、より一層その思いが強くなり、化粧品会社への就職を決めました。

専門的知識でお客様の声を研究や商品企画へ“繋ぐ”。化粧品企業における薬剤師としての強み。

お客様からのお電話の中には化粧品に含まれている成分についてのお問い合わせもあります。化粧品と薬学というと全く別の分野かと思われがちですが、化粧品に含まれている成分の中には、大学時代に学んだ成分が含まれていることもあります。その成分が化粧品の中でどういった役割を担い、どのように体に作用する成分なのかを説明する場面があり、大学で学んだことが現在の仕事に活かされていると実感しています。またそれぞれの成分に関する基本的な知識があることは、社内の研究所や商品企画などの部署とお客様の声を繋ぐ上で“薬剤師としての強み”であると感じています。

お客様の『自信が欲しい』という願い。いつかその願いを叶える商品を。

私はいつか若年層からお年寄りまで幅広い年代の方々に自信や喜びを与えられるような化粧品を企画したいです。私自身が化粧品で、自信を持つことができ、気持ちも前向きになれた経験があるので、自身の企画した商品で、『綺麗になりたい』『自信がほしい』といった女性の願いを叶え、自分に自信のあるキラキラした女性を世の中にもっと増やしたいと考えています。そのためにも、日頃から化粧品のトレンドにはアンテナを張って、世の中の女性のニーズを把握するようにしています。

高校生の皆さんへ。東薬で夢や目標を実現させてください。応援しています!!

東京薬科大学は、学習施設・環境・サポート体制がとても充実しています。薬学は専門的で奥が深く、幅広いので、最初のころは、高校の時に学んだ内容とのギャップにびっくりするかもしれませんが、わからないことがあれば、全力でサポートしてくれる教員や体制があります。また、薬剤師だけでなく、幅広い分野で活躍されている先輩方が東京薬科大学にはたくさんいます。私自身、薬剤師になろうと思い入学しましたが、今は化粧品会社の総合職として働いています。東京薬科大学は国家試験だけでなく、幅広い分野の就職活動へのサポートも積極的にしてくれる体制があり、皆さんの夢を全力で応援してくれる大学です。ぜひ、東京薬科大学で自身の夢や目標を実現させてください。応援しています!!