当院が附属する東京医科大学は、東京薬科大学と姉妹校であり、卒業研究では当院の呼吸器外科で肺癌組織の研究をしました。実験以外にカンファレンスや手術見学にも参加し、当院での仕事に強く興味を持ちました。現在は、呼吸器外科病棟を担当しています。抗がん剤治療を行っている患者さんも多くいますが、副作用や患者さんの不安を少しでも減らせるように、薬剤師ができることを考え実行する日々です。患者さんから信頼を寄せていただけると、とてもうれしく思います。抗がん剤の量の調節や、他科の薬の影響についてなど、医師から相談を受けることも多く、薬の専門家として力を発揮できる職場です。
進学先を東薬に決めたのは、多くの卒業生がいる伝統と歴史に魅力を感じたからです。学会や勉強会に赴くと必ず卒業生に出会うことができ、東薬の歴史の強みは、就職後にもひしひしと実感しています。