佐々木 里宝

薬学部 1年(取材当時)

私立遺愛女子高等学校 出身

八王子代表として台湾へ。世界で活躍する薬剤師を目指して。

八王子市の代表として台湾へ

私は夏休みの間、八王子市の大学生の代表として台湾・高雄市を訪問しました。これは八王子市の海外友好都市である同市への学生派遣事業で、八王子市が八王子市内の大学生を対象にして公募していたものです。私が所属する英会話サークル『ToyakuEnglish』の先生から、この公募情報を教えてもらい応募しました。選考には書類選考や英語面接などがありましたが、ToyakuEnglishの先生に英語面接の練習や申請書の書き方を指導してもらいました。実際の英語面接では緊張せずきちんと思いを伝えることができ、たった2名しかない募集枠でしたが派遣学生として選んでもらうことができました。

自身の英語力を試したい

現地では、すべて英語を使ってコミュニケーションを取りました。私と同じくらいの年齢の方は皆、流暢に英語を話していました。彼らによると授業は英語で行われているからだそうです。今回の交流では台湾・高雄の方々との文化交流に加え、自身の英語力を試す機会であったと思います。

肌で感じた、台湾の文化

現地では歴史博物館を訪問したり、政府関係者との面会もさせて頂きました。文化だけでなく、政治などにも触れる機会もあり、非常に勉強になりました。特に台湾の方々は若い世代でも政治に強い関心があると感じました。また、月餅作り体験など食文化に触れるイベントも用意して頂き、日本と台湾の食文化について多くのことを学ぶことができました。
また、台湾に留学されている日本人学生の方にもお会いすることができ、現地生活での苦労や住んでみて分かる文化の違いについて教えて頂きました。

世界中の患者さんに寄り添える薬剤師に

私は、将来は海外で活躍できる薬剤師になりたいと考えています。貴重な学生時代に多くの文化に触れ、世界中の患者さんに寄り添える素地を養いたいと思っています。また今回の交流事業をきっかけに、英語に加え中国語の勉強も少しずつトライし、自身の語学力を更に高めていきたいと思うようになりました。自分の視野を広げ、有意義な学生生活にしていきたいと思います。