研究室・教員一覧 新開 泰弘教授
- 研究者名
- 新開 泰弘(シンカイ ヤスヒロ)
- 所属
- 生命科学部 応用生命科学科 環境生物学研究室
- 職位 / 学位
- 教授 / 博士(医学)
- 研究課題
- 環境ストレスに対する応答・防御システムの解明
- キーワード
- サルフェン硫黄 、環境中親電子物質 、金属
メッセージ
当研究室では、環境中に存在する化学物質などのストレスに対する生体の応答・防御のメカニズムについて研究しています。皆さんは生命がどのように環境に適応して生存しているか不思議に思ったことはないでしょうか?その仕組みの一端を解き明かすことで、ヒトの健康の維持や増進に繋がることが期待できます。研究活動を通して、学生の皆さんが自身の成長を感じられるような研究室を目指しています。興味のある方は是非研究室見学にいらして下さい。
新任のインタビュー記事はこちらです。
https://www.toyaku.ac.jp/lifescience/newstopics/2023/0410_5615.html
研究業績(論文)
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Shinkai Y, Onose Y, Akiyama M, Hirose R, Kumagai Y. Capture of electrophilic quinones in the extracellular space: Evidence for a phase zero reaction. Chemical Research in Toxicology 2023; Jan 16;36(1):23-31. doi: 10.1021/acs.chemrestox.2c00223
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Akiyama M*, Shinkai Y*, Yamakawa H*, Kim YG, Kumagai Y. Potentiation of methylmercury toxicity by combined metal exposure: in vitro and in vivo models of a restricted metal exposome. Chemosphere 299: 134374, 2022. (*equal contribution) DOI: 10.1016/j.chemosphere.2022.134374
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Cho AK, Shinkai Y, Schmitz DA, Di Stefano E, Eiguren-Fernandez A, Guarieiro ALN, Salinas EM, Froines JR, Melega WP: Chemical and Biological Characterization of Particulate Matter (PM 2.5) and Volatile Organic Compounds Collected at Different Sites in the Los Angeles Basin. Appl Sci-Basel 10: 2020. https://doi.org/10.3390/app10093245
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Shinkai Y, Kumagai Y: Sulfane Sulfur in Toxicology: A Novel Defense System Against Electrophilic Stress. Toxicol. Sci. 170: 3-9, 2019. DOI: 10.1093/toxsci/kfz091
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Shinkai Y, Masuda A, Akiyama M, Xian M, Kumagai Y: Cadmium-Mediated Activation of the HSP90/HSF1 Pathway Regulated by Reactive Persulfides/Polysulfides. Toxicol. Sci. 156: 412-421, 2017. DOI: 10.1093/toxsci/kfw268
受賞歴
2015年9月 | 平成27年度日本薬学会環境・衛生部会賞・金原賞 環境化学物質の生体内運命とそれに対する防御応答の分子機構 |
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2012年7月 | 日本毒性学会奨励賞 日本毒性学会 |
2008年8月 | 第27回チョークトーク 生体と金属・化学物質に関する研究会 櫻井賞受賞 |
2008年6月 | 第35回日本トキシコロジー学会学術年会 優秀研究発表賞受賞 日本トキシコロジー学会 |
2005年10月 | フォーラム2005:衛生薬学・環境トキシコロジー 優秀若手研究者賞受賞 日本薬学会 環境・衛生部会 |