ニュース&トピックス 分子生化学研究室修士1年の平井 亜整くんが、2018年9月24日(月)~26日(水)に開催された第91回日本生化学会大会で若手優秀発表賞を受賞しました。
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2018.10.08
分子生化学研究室修士1年の平井 亜整くんが、2018年9月24日(月)~26日(水)に開催された第91回日本生化学会大会で若手優秀発表賞を受賞しました。
開催概要
大会名 | 第91回日本生化学会大会 |
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テーマ | 日本の生化学100年~伝統と革新~ |
会期 | 2018年9月24日(月)~26日(水) |
会場 | 国立京都国際会館 |
発表詳細
演者 | 平井 亜整、徳山 剛士、柳 茂(東京薬科大学 生命科学部) |
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演題 | [3P-185(3T13m-05)] 心筋梗塞におけるミトコンドリアユビキチンリガーゼMITOLの発現低下メカニズムの解明 |
研究概要
心筋梗塞における心筋細胞死の抑制は創薬の標的になると考えられている。ミトコンドリア機能の低下が心筋細胞死に関与していることが示唆されていたが分子実態は不明であった。今回私たちは、ミトコンドリアユビキチンリガーゼMITOLの急速な分解がミトコンドリア機能の低下を招くことを見いだし、その分解機構の一部を明らかにした。本研究成果は、心筋梗塞の治療標的としてMITOLの分解抑制が新たな創薬の標的になる可能性を示した。