ニュース&トピックス 「スーパー発電菌をみんなで探そうプロジェクト」の成果を報告した論文が科学誌に掲載されました

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2026.01.22

生命科学部 生命エネルギー工学研究室と日本科学未来館が共催する「スーパー発電菌をみんなで探そうプロジェクト」において、安田女子中学高等学校 (広島県広島市) からの参加チームが作製、運転した泥電池から本学学生の加藤瑞貴さん (2024年度修士卒業) が発電菌YSD1株を単離し、その完全ゲノムを解読しました。近縁種とのゲノム配列の比較からYSD1株はFundidesulfovibrio属に属する新種であると考えられ、現在、新種提唱に向けて更なる解析を進めています。これまでFundidesulfovibrio属に属する発電菌は知られておらず、まだまだ謎が多い発電菌の多様性や生態に関し新たな知見が得られました。また、本菌は既知の発電菌と比較しても高い発電能力を持つため、発電菌を利用したバイオマスからの電力回収や排水処理への応用も期待されます。

 

発表者情報

富田啓介 嘱託助教

加藤瑞貴 生命科学研究科修士課程 (研究当時)

渡邉一哉 教授

 

論文情報

雑誌名: Microbiology Resource Announcements

題名: Complete genome sequence of Fundidesulfovibrio sp. strain YSD1, an electroactive bacterium isolated from estuarine sediment

著者名: Keisuke Tomita*, Mizuki Kato, Kazuya Watanabe (*: 責任著者)

DOI: 10.1128/mra.01193-25

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