中島　梨恵

中学校時代に出会った吹奏楽部の先生に憧れをもったことが教員をめざすきっかけとなりました。当時から理科が得意だったこともあり、高校に上がる頃からずっと理科の教員をめざしていました。東京薬科大学の生命科学部では、化学や生物だけでなく、物理や地学も含めてさまざまな実験ができ、理科の範囲を幅広く学べたので、今、教員として生徒に教える際に、大変役立っています。大学では教職課程の先生の指導の下、教員をめざす仲間同士で勉強会を開催し、志望する自治体の対策などを共有しながら一緒に勉強していました。少人数指導なので先生も親身に相談にのってくださり、いろいろな場面で励ましていただきました。現在は吹奏楽部と自然科学部の顧問として、好奇心旺盛な生徒たちと演奏や実験を楽しんでいます。理科の授業では、生徒の「わかった」という表情をたくさん引き出せるように、そして身近に起きる現象はすべて理科で説明できるということを楽しく伝えていきたいと思っています。