学外者対象イベント 【来場型】生命科学への誘い(実験)|教員対象
イベント概要
実験内容
- テーマ
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宿主細胞における病原体の振る舞いを観察しよう
- 概要
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感染症を引き起こす多くの病原体は、細胞内に侵入した後に細胞に備わっている生理機能を巧みに利用することで、自身の生存に都合の良い環境を細胞内に作り出します。
重篤な肺炎を引き起こすレジオネラは、ファゴサイトーシスを介して細胞に侵入します。通常、ファゴサイトーシスで取り込まれた異物は、リソソーム(細胞内の分解工場)へと運ばれ処理されます。しかしながら、レジオネラはリソソームに輸送される経路を遮断します。更には、宿主細胞の小胞体より放出された輸送小胞を自身の周辺に取り込むことで、細胞内に元々存在する物体のごとく振る舞います。
本実習では、細胞内に侵入したレジオネラと各種マーカータンパク質(分解経路の進行に働くタンパク質や小胞体より放出された小胞に存在するタンパク質)を染色し、その位置関係を蛍光顕微鏡で観察することで、細胞内におけるレジオネラの振る舞いを理解します。なお、レジオネラ感染から感染細胞の固定(薬剤による細胞の包埋:この処理によりレジオネラは滅菌されます)までは、こちらで行います。
申込み受付
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※先着10名程度。満員になり次第締め切らせていただきます。
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※申込期限は2024年7月22日(月)17:00までとします。
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※電話による受付は行いません。
個人情報の取り扱いについて
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その他
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諸事情により変更する場合があります。開催の詳細はホームページからご確認ください。
過去の開催情報
- 2023年度 生命科学への誘い(実験)|教員対象
- 2022年度 生命科学への誘い(実験)|教員対象
- 2021年度 生命科学への誘い(実験)|教員対象
- 2020年度 生命科学への誘い(実験)|教員対象
- 2019年度【教員対象】生命科学への誘いが行われます
- 2018年度【教員対象】 生命科学への誘いが行われます
本件に関するお問い合わせ
- 東京薬科大学 生命科学事務課
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- TEL:042-676-8763(8:45~17:00 月~金、祝日は除く)
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