ニュース&トピックス 「スーパー発電菌をみんなで探そうプロジェクト」の成果をまとめた論文が科学誌に掲載されました

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2025.12.03

生命科学部 生命エネルギー工学研究室の渡邉一哉教授が推進する「スーパー発電菌をみんなで探そうプロジェクト」に関して、過去5年間の成果をまとめた論文が米国科学誌「Journal of Microbiology and Biology Education」に掲載されました。
本論文は、高校生が「泥電池」を用いた実験を通じて微生物の発電能力を学ぶ本プロジェクトについて、その教育的効果と取り組みの成果をまとめたものです。

また、本プロジェクトは市民参加型の研究(シチズンサイエンス)として、日本経済新聞などのメディアでも紹介されました。

論文掲載ページ(※英語サイト、別ウィンドウが開きます)

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「スーパー発電菌をみんなで探そうプロジェクト」について

2021年度より生命科学部 生命エネルギー工学研究室は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の日本科学未来館「研究エリア」入居プロジェクトに採択されており、「サステイナブルバイオテクノロジープロジェクトに取り組んでいます。

「スーパー発電菌をみんなで探そうプロジェクト」は2021年度から実施している市民参画型研究プロジェクトで、一般から参加する中学生・高校生が各自で選んだ地域で泥や土を採取(サンプリング)し、その泥や土にどの程度発電能力のある微生物が潜んでいるかを探る取り組みです。日本科学未来館の科学コミュニケーター、微生物発電研究専門家、学生メンター・サイエンスコミュニケーター、そして国内・海外の中学生・高校生およびその指導教員・保護者らと共に実施してきました。

過去の取り組み状況等

 

日本科学未来館 泥電池

 

本件に関するお問い合わせ

東京薬科大学 イノベーション推進センター