キャンパス・学生生活 誰もが楽しめるような合唱を届けたい―東京薬科大学合唱団

―東京薬科大学合唱団について教えてください。

我々合唱団は、「演者もお客様も楽しめるような合唱を作り上げること」を目標に活動している団体です。毎週水曜日の16:40~19:00、土曜日の13:00~16:00に合唱の練習をしています。

現在合唱団のメンバーは9名、経験者ももちろんですが、高校までは運動部だった部員や2年生から興味持って入部してくれた方がいます。部長である私自身も高校生の頃は運動部でしたが、小学校でやっていた合唱が懐かしく思い、もう一度挑戦してみようという想いで入部しました。部長となった現在、「演者もお客様も楽しめるような合唱を作り上げたい」という目標をもって活動しています。

S__53592072_0_900x600.jpg右:部長 酒井 萌花 さん(薬学部3年)
左:学生指揮者 吉村 小夏さん(生命科学部3年)
※取材当時

現時点では人数が十分ではないため、部員数の増加を目標としており、SNSで情報を発信しています。コロナ渦で減ってしまった発表の機会を増やし宣伝の場も設けています。少しでも発表の際に私たちの活動に興味を持ってくれると嬉しいです。特に全体が30人以上の部員になった暁には全日本合唱コンクールなどにも出場したいと考えています。

―活動はどのようなことを?

活動時の練習では、肺活量を増やすためのブレストレーニング、体の支えをしっかりと使えるようにするための発声練習を行っています。パート間の垣根を越えてハーモニーを聞き合って、音楽を作り上げています。

定期演奏会で発表する曲は1年前から団の雰囲気を見ながら、話し合って決めています。

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また、プロの合唱の指導者をお招きしており、本格的な歌唱指導を受けることができます。具体的にはマンツーマンで個人に合わせた合唱の指導をしていただいています。プロの合唱の指導者からの指導は大変的確で、上達を実感することができます。ご指導は丁寧でとてもやさしいので、初心者も安心して練習に取り組めます。

普段の活動以外に、春と夏には合宿を行っており、部員同士の絆を深めるとともに、普段よりも集中して発声方法について指導をしていただき、基礎固めに焦点を置いています。「東薬祭」では、屋台営業とともにミニコンサートを行い、お客様に楽しんでいただけるように有名なPOPsの曲を中心に歌いました。その他にも関戸公民館でロビーコンサートを行い、お客様に楽しんでもらえるように地域の方に音楽を届けてきました。

―合唱団にとって一番の発表舞台は何ですか?

年1回行われる定期演奏会です。会場は毎年異なりますが、6月頃にコンサートを行っています。2023年度は、6月10日(土)に、くにたち市民芸術小ホールにて、全15曲の合唱を演奏しました。

―部長自身、合唱団でよかった、楽しかったと思えた想い出はありますか?

夏合宿です。学年の隔たりなく、楽しく練習できますし、打ち上げも楽しいです!練習の後に花火もやったのですが、皆の新たな一面が見れて面白かったです。

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―合唱団の今後の展望を教えてください。

繰り返しになりますが、「演者もお客様も楽しめる合唱を行う」ことを目標に、頑張っていきたいです。たくさんの方に合唱の魅力を知ってもらいたいですね。歌が好きな方であれば、ぜひ参加を。大歓迎いたします。

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 ―ありがとうございました。