大学紹介 安全・安心なキャンパスづくりへの取り組み

学生・職員の安全確保のために

 東京薬科大学では地震等の災害発生または警戒宣言が発令された場合の学生・職員の安全確保、被害軽減を図るため、災害時用の食料・水・防災用品等の備蓄をしています。一人ひとりの災害に対する意識の向上を図るため、定期的な防災訓練を実施し、身の安全確保の方法や避難経路の確認等を行っています。

 防犯については、大学の出入口にセキュリティーゲートを導入し、関係者以外の立ち入りを制限する事により、入構管理(身分証の確認)の徹底を図っています。学内各所にはデジタル防犯カメラを設置し、定期的な防犯訓練を実施することにより、防犯意識の向上、学内の安全管理に努めています。

防火・防災の取り組み

防災訓練の実施

 大地震を想定した防災訓練を定期的に実施しています。清掃や警備員を含めた全職員を対象とする訓練をはじめとし、その他対象者を学部新入生、学部2年生以上、研究室在室者に分けて実施する事により、それぞれの対象者が理解しやすく、災害時に実践しやすい内容の訓練を行っています。この他にキャンパスを所管する消防署の協力のもと、各種訓練を定期的に実施しています。

消火栓放水訓練

 職員に実際に消火栓を握ってもらい放水訓練を実施しています。

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応急手当(心肺蘇生)訓練

 事務職員は上級救命講習を受講することを義務付けています。現在、事務職員の90%以上が上級救命技能認定証を取得し、応急手当の技能を身につけています。学生も授業で応急手当(心肺蘇生)訓練を実施しています。

safe-campus_2.jpgAEDの操作訓練

学生のシェイクアウト(身の安全確保)訓練

 室内にいる時に地震がおきた際には、何よりも自分の身は自分で守ることが最重要です。地震が発生したら、その場で安全確保行動「まず低く、頭を守り、動かない」を実践することが自分の身を守ることにつながります。この一連の行動をシェイクアウトと呼んでいます。新入生対象の防災訓練ではこのシェイクアウト訓練を実施しており、実習室等の机の下にもぐれない場所では体を低くして頭を守るよう訓練を行っています。

safe-campus_3.jpg実習室でのシェイクアウト(身の安全確保)訓練

AED(自動体外式除細動器)の設置

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 半径150メートルにつき1ヵ所を目安として、学内には8ヵ所、AED(自動体外式除細動器)を設置しています。職員はAEDの使用訓練を定期的に行っており、緊急時の心配蘇生方法を身につけています。

食料・飲料水・防災用品の備蓄

 東京都帰宅困難者対策条例に基づき、全学生・職員が帰宅困難になった場合に3日間、学内にとどまれるよう備蓄を進めています。備蓄品には食料・飲料水・簡易トイレ・衛生用品・生理用品・毛布などがあり、常にフレッシュローテーション(入れ替え)を実施しています。

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「大地震対応マニュアル・安否報告書」の配付(学生向け)

 学生には入学時に「大地震対応マニュアル・安否報告書」を配付しており、災害発生時には学生が安否報告書を郵送にて報告する事により、大学は安否を確認することができます。

災害対策本部の設置と防災マニュアルの作成・更新

 体感震度6弱以上の地震が発生した場合や災害発生時には、自衛消防隊の活動を開始するとともに災害対策本部を設置し、職員が人命確保と被害軽減に努めます。被害情報の集約や避難行動を行うための対応マニュアルを作成しており、防火防災委員会を中心に随時、更新を行っています。

災害対策本部を設置した情報集約訓練

 災害対策本部には全ての情報が集約され、人命確保と被害軽減のための意思決定を行います。

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モバイルファーマシー(災害対策医薬品供給車両)の活用

 本学はモバイルファーマシー(災害対策医薬品供給車両)を導入し、2019年10月21日に八王子薬剤師会・八王子市と「災害対策医薬品供給車両(モバイルファーマシー)の運用に関する連携協定」を締結しています。災害での活用以外にも八王子市内の小学校に出向き、防災教育に活用したり、2021年5月9日(日)から開始された八王子市民に対する新型コロナウイルスワクチン接種に出動しています。

safe-campus_7.jpgモバイルファーマシー全景

 車内には薬の調剤が可能な設備を設置しています。また、大容量のバッテリーを搭載しており、災害時には電力供給が可能です。

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防犯の取り組み

セキュリティゲート導入!構内の安全確保のために
~キャンパス内の安全・安心な教育研究環境づくり強化~

 東京薬科大学は2023年10月16日より、安全なキャンパスづくりのために大学の出入口にセキュリティゲートを導入しました。出入口では入構者に入構目的を確認し、徹底した入構管理を実施することにより大学とは関係のない不審者が入構できない体制を構築しています。セキュリティゲートは不審者侵入防止という安全面と災害時の大学構内の滞在者把握などにも活用し、学生・職員等の安全管理に努めています。

securitygate1.jpg南門

デジタル防犯カメラの設置

 学内各所に防犯カメラを設置し、防犯力を高めています。

防犯訓練の実施

 近年、教育機関や公共交通機関において様々な傷害事件が発生しております。本学においても不審者による学生・職員等をターゲットにした事案を想定し、2023年9月14日(木)14:00より南門とコミニュティプラザにおいて不審者侵入事案を想定した訓練を実施しました。

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 学生が安心して学べるキャンパス環境構築のため、定期的に防犯訓練を実施しています。警備員・職員が連携し、いざという時に適切な連絡、迅速な対応ができる体制を構築し、学生の安全確保に努めています。

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本件に関するお問い合わせ

東京薬科大学 総務課