大学紹介 第89回 薬剤師勉強会
演題/要旨/概要
- 開催日時
- 2023年7月23日(日)12:30~15:50
(11:00受付開始、11:30開場)
【第1部】12:30~14:00 演題:「生き残る薬局であるための在宅医療」 |
要旨:本邦における在宅患者数は年々増加しており、厚生労働省第8次医療計画等に関する検討会資料によれば、訪問診療の利用者数は2040年以降にピークを迎えることが見込まれています。一方で、外来患者数は既に減少局面にある医療圏が多いことが指摘されています。すなわち、これからの保険薬局は、いままで以上に在宅業務へと注力していかなくてはならないと考えられます。令和4年度の診療報酬改定では、地域支援体制加算の施設要件として設定されている在宅患者に対する薬学的管理及び指導の実績が積み増しされました。また、別途同加算の要件として設定されている、地域の多職種と連携する会議への出席については、在宅業務を実施していない薬局では要件を満たすことが困難な内容であると考えられます。国の今後の方針は、診療報酬に反映されていると考えるのが妥当ですので、上記の要件から見えるのは、今後の保険薬局では在宅業務が必須であり、地域の中で多職種連携を実施していくこともまた必須である、ということです。本勉強会では、施設要件から見える国の方針と、それを薬局がどのように受け止めて、どのように実業務へと反映させていけばよいのかについて、具体的な事例を交えてお話ししていきたいと思います。さらに、地域包括ケアシステムの中で核となる地域包括支援センターや、介護分野の司令塔である介護支援専門員とのかかわり方について、現場の当事者を交えて意見交換していきたいと思います。 演者:八王子薬剤センター薬局 薬局長 |
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【第2部】14:20~15:50 演題1:「地域包括ケアにおける薬剤師への期待」 |
要旨:国は2025年を目途に地域の包括的な支援・サービス提供体制~地域包括ケアシステム~の構築を進めています。それにともない地域包括支援センターが設置されて17年、この間行政を中心に様々な取り組みがなされてきました。現在、人材不足が深刻な中、医療介護連携、多職種連携、地域ネットワークの構築、介護予防重度化防止の取り組みは最重要課題となっております。薬剤師の皆様とともに地域包括ケアを未来へつなげるヒントとなるよう八王子市を中心とした現場の状況をお伝えします。 演者:高齢者あんしん相談センター 館 センター長 |
演題2:「事例からみるケアマネ・薬剤師連携」 |
要旨:諸外国に例をみないスピードで高齢化が進行している日本。自宅や施設で療養生活を送る高齢者が増えています。介護保険が創設された2000年、「居宅療養管理指導」が認められました。2012年には地域の包括的な支援、サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築がすすめられるようになっています。多くの方が自宅など住み慣れた環境での療養を希望されます。高齢になっても病気になっても自分らしく生活できるように支援していくことが私たちの役割の1つです。そのためには「多職種連携」や「医療と介護の連携」は必須と考えますが、「苦手」としている方も実は多いのではないでしょうか。「多職種連携」は様々な専門職がチームとなり、職種それぞれの視点や考え方を学び、課題の解決へのアプローチ、自身のスキルアップにつながると考えます。 演者:医療法人社団永生会 |
- ※認定単位に関する注意事項
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- 単位(2単位)を認定できるのは、第1部・第2部ともに出席いただいた方のみとなります。どちらか一方へのご出席等の場合、単位を交付できませんので十分ご注意ください。
- 薬剤師研修認定電子システム(PECS)に未登録の方(QRコードをお持ちでない方)は、研修単位を交付できませんのでご注意ください。詳しくはこちら
- 場所
- 東京薬科大学 教育1号館G階1003講義室
- (座席総数190席)
- ※会場が上記講義室に変更になりました
- 定員
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先着180名
- 受講料
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1,000円/1日
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●受講料入金方法について
本勉強会 受講料の入金方法については、以下の1~2いずれかの方法にてお支払いください。
1.【当日 受付時、現金でのお支払い】
・7月23日(日)当日受付時、現金にてお支払いください。
お支払い確認後、領収書(無記名)をお渡しいたします。
受講料 : 1,000円
※注意:現金のみのお取り扱いとなります。電子マネー、クレジットカード等はご使用になれません。
お釣りの無いようにご用意いただけますよう、お願い申し上げます。
2.【銀行振込でのお支払い】
以下の期間にて、指定の口座にお振込みください。
・お振込期間:2023年7月10日(月)~7月21日(金)12:00まで
・お振込先 :銀行名 みずほ銀行 八王子支店 普通
口座番号 1324686
口座名 学校法人 東京薬科大学
・受講料 :1,000円
※注意:お振込みの際は、参加登録いただいたお名前にてご入金ください。
お振込手数料は各自でご負担ください。
お振込みの場合、銀行・ATMで発行される「ご利用明細書」「振込票」を領収書に代えさせていただきます。
お振込期間は必ずお守りください。期間外でのご入金は、本学で確認できない場合があります。
複数回分まとめてのご入金はご遠慮くださいますようお願い致します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー※日本薬剤師研修センター認定講習会(2単位)
タイムスケジュール
11:00~12:30 教育2号館G階ロビー |
受付 身分証明書をご提示ください。 ※11:00~11:30に受付を済ませた方は、1階 1103講義室でお待ちください。 |
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12:20 1003講義室 |
挨拶・事務連絡 |
12:30~14:00 1003講義室 |
薬剤師勉強会【第1部】 |
14:00~14:20 |
休憩 |
14:20~15:50 1003講義室 |
薬剤師勉強会【第2部】 ・演題1:「地域包括ケアにおける薬剤師への期待」 ・演題2:「事例からみるケアマネ・薬剤師連携」 |
15:50 |
終了 ※2022年度より、研修単位はQRコードによる各自電子管理となりました。開始前および終了後、各自QRコード読取装置により読取をお願い致します。 |
注意事項
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当日は、手指消毒液の設置、換気、間隔を空けての着席など、COVID-19感染拡大防止対策を徹底します。
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発熱時は参加をご遠慮いただきます。また、受講される場合は必ず不織布マスクの着用をお願い致します。発熱時や体調がすぐれない場合は参加をご遠慮ください。
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お越しの際は、できるだけ公共交通機関をご利用ください。車でお越しの方は大学前のコインパーキング(タイムズ東京薬科大学前)をご利用ください。
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JR中央線「豊田駅」からのスクールバスは、休日のため運行しません。京王線「平山城址公園駅」または京王相模原線「京王堀之内駅」からの路線バスをご利用ください。
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会場受付には、正門(南門)から案内板に従いお進みください。
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昼食の準備はありません。また、食堂・売店は営業しておりません。講演開始前に限り、3303講義室を開放しておりますのでご利用ください。ゴミはお持ち帰りください。
①受講申し込みは、ネット申し込みのみとなります
②会場は、東京薬科大学 教育1号館G階1003講義室となります ※会場がこちらに変更になりました
③薬剤師勉強会ホームへ戻る
本件に関するお問い合わせ
- 東京薬科大学 学務部 教学IR研究推進課 地域連携・史料館担当
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- TEL:042-676-5349(8:45~17:00 月~金。土日祝日は除く)
- gshinko@toyaku.ac.jp