ニュース&トピックス 未来医療創造人育成プログラム『BUTTOBE(ぶっとべ)』が始動 -- JST次世代研究者挑戦的研究プログラムに採択|プレスリリース

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2021.09.15

プレスリリース

未来医療創造人育成プログラム『BUTTOBE(ぶっとべ)』が始動 --JST次世代研究者挑戦的研究プログラムに採択
ポイント
  • 科学技術振興機構(JST)が2021年7月に公募した「次世代研究者挑戦的研究プログラム」に、本学が提案する未来医療創造人育成プロジェクト 『BUTTOBE(ぶっとべ)』が採択された。
  • 「次世代研究者挑戦的研究プログラム」は、博士後期課程の学生が研究に専念できる環境を整備し、卓越した博士人材の育成や輩出を目指す事業。
  • 『BUTTOBE(ぶっとべ)』は、志と能力と行動により革新の障害となるあらゆる境界を越えていくコンピテンシーを持ち、学術フォアランナー・創薬イノベーター・医療社会クリエイターと称する未来医療創造人を3年計画で育成するプログラム。一年度あたり本学大学院博士後期課程学生18名を学内選考し、対象学生に生活費相当額(18万円/月)及び研究費(20万円以上)を支給する。※いずれも予定額

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概要

国立研究開発法人科学技術振興機構(以下、JST)が2021年7月に公募した「次世代研究者挑戦的研究プログラム」が2021年9月に発表され、本学が提案する未来医療創造人育成プロジェクト 『BUTTOBE(ぶっとべ)』~Beef Up Toyaku Talents to go BEyond the borders~ (以下、『BUTTOBEぶっとべ』プロジェクト)が採択されました。当事業では全国40大学の新規プロジェクトが採択され、その内、私立大学からは本学を含む、9大学が採択されました。

JSTが公募した「次世代研究者挑戦的研究プログラム」は、博士後期課程の学生が研究に専念できる環境を整備し、卓越した博士人材の育成や輩出を目指す事業です。本学が提案した『BUTTOBEぶっとべ』プロジェクトは、その育成ビジョンとして「既存の常識や枠組みにとらわれず、声高く理念を掲げ、その能力と技術と人脈をもって、あらゆる境界を越えて理念を形にしていく人材」を掲げ、これに必要なコンピテンシーを定めて、日本の未来の医療を担う博士人材を育成するものです。

本プロジェクトは、2021~2026年を実施期間とし、学内選考を経て採択された大学院博士課程(薬学部博士課程、生命科学研究科博士後期課程)の学生に対し、コンピテンシー育成に向けた教育プログラムの提供に加え、生活費相当額として18万円/月、研究費として20万円以上を支給します(いずれも予定額)。

本プロジェクトでは、参加学生が将来活躍する場として学術・医薬品開発・医療社会の3つ分野を想定し、これら分野を創造する未来学術フォアランナー、未来創薬イノベーター、未来社会医療クリエイターという3種の人材像を設けます。参加学生はその志向に応じて目指す人材像を選択します。各コースでは、各人材像に沿った支援やコースワークを行い、それぞれの専門性を育成します。一方で、人材像を問わないプログラムを通じて、各領域のアイデンティティを育みながらも相互の連携を深め、分野の垣根を越える力を涵養します。これらプログラムを通じて、彼・彼女らの研究者としての能力を育成するとともに、変革と開拓の旗手となる志を持ち、自らの創造力と行動によりあらゆる境界を超越できるコンピテンシーを3年計画で育成します。

運営は、林良雄薬学部教授を事業統括として、さらに国内外の連携諸氏に参画いただきます。また、本プロジェクト実施にあたり真に有望な学生を育成するため、選抜や評価時には製薬企業・スタートアップ人材など学外の識者の参画を仰ぎます。また、選抜した学生がプロジェクトを完遂するよう、各分野で実績のあるメンター制度を導入して支援に当たります。

以上、東京薬科大学は、未来医療創造人育成プロジェクト『BUTTOBE』を通じ、我々の想像をはるかに超えて未来の医療を創造する、文字通り「ぶっとんだ」人材の育成に、総力をあげて挑みます。

取材に関するお問い合わせ

東京薬科大学 総務部 広報課