ニュース&トピックス TAMAサイエンスフェスティバル in TOYAKUが開催されました

  • 研究活動

2019.11.13

11月3日に本学で開催されました、生命科学部の新たなサイエンスイベント「TAMAサイエンスフェスティバル」は、おかげさまで大盛況のうちに幕を閉じることができました。
メインとなる中学生・高校生研究ポスター発表会には、スタンダード・ビギナーコースを合わせて53件もの演題を応募いただき、発表会場は議論を交わす多くの参加者により大変な熱気に包まれました。今回の発表のうち、生命科学に新たな夢を抱かせる最も優秀な研究発表として、
 東京都立豊島高等学校の塩浦德幸さん(演題「藍の生葉染めの研究」)が大隅賞を受賞されました。
そのほか、優秀賞ならびに会場賞、研究奨励賞を受賞された皆様、おめでとうございます。

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ポスター発表会終了後に催された懇親会では、ある高校の先生より、「通常の発表会だと研究者の先生方と話をするチャンスは少ないですが、このイベントでは先生方とたくさんディスカッションができたと生徒が喜んでいます。参加してよかったです。」とご感想をいただきました。
そのほかにも多くの参加者の皆様から、「楽しかった」「また参加したい」との声を頂戴しております。また同日に開催された体験実習ではショウジョウバエの嗅覚や運動を調べる実験が中高生たちに好評でした。日々熱意を持って研究に取り組んでいる中学生・高校生の皆さんが、この発表の機会を今後の研究や進路を具体化するうえでの励みとして頂ければ、私たち生命科学部の教員にとってこんなに嬉しいことはないと考えております。

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最後に、本イベント開催にご理解ご支援下さいました本学関係者の皆様、ご後援下さいました八王子市、八王子市教育委員会、大学コンソーシアム八王子、日野市の関係者の皆様に深く感謝申し上げます。

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≪中学生・高校生研究ポスター発表≫

スタンダードコース:41演題(高校生:39演題、中学生:2演題)、ビギナーコース:12演題(高校生:11演題、中学生:1演題)

大隅賞

「藍の生葉染めの研究」 塩浦德幸さん(東京都立豊島高等学校)

優秀賞

「実験室内に自然環境を再現する試み」 桑島竜一朗さん(浦和実業学園高等学校・中学校)
「ミカヅキモを用いた低濃度におけるS r 2+ の吸収-光合成と S r 2+ 吸収の関係-」 遠藤瑞季さん(福島成蹊高等学校)

会場賞

「光単一環境におけるマダイの色揚げ効果」 大瀧颯祐さん(浦和実業学園高等学校・中学校)
「もやしの腐り易さにおよぼすビタミンCと水との影響」 松野志保さん(東京学芸大学附属国際中等教育学校)
「健康な歯を作るために」 大場はなさん(玉川学園高等部)

研究奨励賞(ビギナーコース)

「過酸化水素の分解反応~ぞうの歯磨き粉を激しく噴出させるには~」 科学研究部(茨城県立緑岡高等学校)
「光がスプラウトの生育と機能性に与える影響」 宮川杏莉さん(青森県立名久井農業高等学校)

本件に関するお問い合わせ

東京薬科大学 生命科学事務課