ニュース&トピックス リケジョ中高生育成プログラムにより、東京純心女子高等学校2年生に体験実習を実施|プレスリリース

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2021.12.16

プレスリリース

リケジョ中高生育成プログラムにより、東京純心女子高等学校2年生に体験実習を実施~科学技術振興機構「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」によるプロジェクト~

東京薬科大学(学長:平塚明)は、12月14日に「TAMAリケジョ育成プログラム」の一環として東京純心女子高等学校2年生を対象に化学系実習と生物系実習を実施しました。

概要

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」による本学「TAMAリケジョ育成プログラム」は、多摩地域に根差し、理系が得意な女子生徒だけでなく、苦手としている女子生徒も、サイエンスの面白さや可能性を実感するプログラムを展開することにより、女子中高生全体の理系への興味・関心を高めていくことを目的としています。身近な問題や事象をテーマにした授業や実験など、社会との接続から、理系の学びを導入し、SDGsへの理解も含め、様々な事象の解決に理系の知識や観点が役に立つことを実感する機会を提供するものです。

今回は東京純心女子高等学校2年生26名対象に、化学系実習『アスピリンの合成』と生物系実習『線虫C.elegansを用いた走化性実験』を実施しました。

化学系実習では、世界で初めて人工合成され、解熱鎮痛剤としても有名な医薬品アスピリン(アセチルサリチル酸)を、サリチル酸から合成する実習を実施しました。

生物系実習では、尿による線虫ガン検査でも話題になっている線虫の走化性について、ベンズアルデヒドとエタノールどちらにより線虫が集まるのか、その走化性指数を算出する実験を実施しました。

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取材に関するお問い合わせ

東京薬科大学 総務部 広報課