ニュース&トピックス 【TAMAリケジョ育成プログラム】大妻多摩高等学校の生徒が本学主催の企業訪問に参加しました|高大接続教育

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2023.01.30

12月22日(木)、大妻多摩高等学校1・2年生の生徒25名が、本学が主催する株式会社 明治イノベーションセンターへの企業訪問に参加しました。なお、本事業は科学技術振興機構(JST)「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」事業に採択された「TAMAリケジョ育成プログラム」の一環として実施されました。

TAMAリケジョ育成プログラムとは?

『TAMAリケジョ育成プログラム』は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「令和4年度 女子中高生の理系進路選択支援プログラム」採択事業です。本プログラムは、女子中高生にサイエンスの面白さや可能性を知ってもらい、理系への興味・関心を高めていくことを目的としています。身近な問題や事象をテーマにした授業や実験など、社会との接続から理系の学びを導入し、SDGsへの理解も含め、様々な事象の解決に理系の知識や観点が役に立つことを実感する機会を提供します。中学校・高校への出前授業や大学で行う実習体験、企業訪問やロールモデルの紹介など、様々なイベントを開催します。

当日のスケジュール

事業内容説明【食品に関連する講義】
東京薬科大学 生命科学部 食品科学研究室 熊澤 義之 教授

はじめに『「食品」と「研究・開発」』という演題にて、お話が展開されました。高校生にとっては身近な食品に関するお話に、熱心にメモを取っている姿が見受けられました。

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明治イノベーションセンター 研究所内見学

明治グループの構成、研究本部の研究組織図について説明を受けたのち、2グループに分かれ明治イノベーションセンターの研究施設内の一部を見学しました。明治イノベーションセンターは株式会社 明治の全ての研究開発機能を統合した研究所となっており、研究設備や各フロアでの研究部門の解説に、高校生は耳を傾けていました。

また、開発段階で行われる調査方法や試験施設など、製品が完成するまでに消費者には見えない様々な工程があることを知ることができました。

ロールモデルトーク① 株式会社 明治:緒方 理衣 様
ロールモデルトーク② 株式会社 明治:高木 理沙 様

ロールモデルとなる女性研究員2名による、自己紹介、株式会社 明治での現在までの業務内容に加え、高校生活、大学生活、進路選択についてご自身の経験談など、参加者に近い世代の方の率直なお話が伺え、参加者は興味が深まったようで、質疑応答では、参加した高校生による積極的な質問がたくさんあり、会場の熱が伝わってまいりました。

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熱心に聴講しメモを取る姿や、ロールモデルとなる女性研究員に対する活発な質疑応答など、本事業を通じ、参加者自身の将来や進路について、新たな視点で考えるきっかけとなったことがうかがえました。

東京薬科大学では、今後も企業との連携や高校生の理系進路選択支援、地域から優秀な女性研究者を育成していくため、TAMAリケジョ育成プログラムをはじめさまざまな取り組みを行ってまいります。

 

取材に関するお問い合わせ

東京薬科大学 総務部 広報課