ニュース&トピックス 大妻多摩中学高等学校と高大接続教育に向け高大連携協定を締結しました|プレスリリース

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2022.02.09

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プレスリリース

東京薬科大学×大妻多摩中学高等学校 高大接続教育に向け高大連携協定を締結しました ~多摩地域から医療、環境、工学分野で優秀な女性人材を~

東京薬科大学(東京都八王子市 学長:平塚 明)と大妻多摩中学高等学校(東京都多摩市 校長:熊谷昌子)は、高大接続教育により多摩地域より医療、環境、工学分野における優秀な女性人材を輩出することを目的に、2022年1月20日(木)に東京薬科大学にて高大連携協定を締結しました。

このたびの連携協定は、大妻多摩中学高等学校の教育プログラム「Tsumatama SGL」ー「Science」(理数教育プログラム)、「Global」(国際教育プログラム)及び「Liberal Arts」(教養教育プログラム)ー の中の、特に「Science」(理数教育プログラム)の面において、東京薬科大学が薬学・生命科学という学問分野で積極的に支援することで、医療、環境、工学に携わる優秀な女性人材をこの多摩地域から社会に送り出し、若者たちが将来の夢を実現させるためのより強固な協力体制を構築していくことを目的としたものです。
具体的には
(1)大学で実施される講義、実習や各種講座への中高生の参加
(2)中学高等学校での出張講義や進学相談の実施
(3)中高生への学術論文制作の指導
(4)教職課程を持つ大学生の中学高等学校における教育実習支援 等
を実施する計画となっています。

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東京薬科大学 学長 平塚 明のコメント
「本学薬学部は創設140年を超える長い歴史の中で育まれた医療人教育とそれを支える高い研究力と多様な研究室を有しており、また生命科学部は設立 27 年と歴史は浅いながらも、医学・薬学・工学・農学と幅広い分野で優秀な研究者が教育研究を支えている。大妻多摩中学高等学校は、本校と同じこの多摩地域にあり、今回の協定締結により、薬学・生命科学に興味がある中高生に、連携プログラムを通して本学の幅広い分野の学問領域に触れる機会をもってもらうことで‟科学“に興味を持ってもらいたい。女性の社会進出と多摩地域から優秀な人材の輩出に向けた積極的な取り組みを実施すべく、協力体制を構築していきたい。」
大妻多摩中学高等学校 校長 熊谷 昌子のコメント
「大妻学院の歴史は、学祖大妻コタカが数学の教員を目指して、単身東京に上京、女性の社会進出の重要性を早くから認識し、1908 年私塾を開設したところから始まっている。大妻多摩中学高等学校では、『わたしの力を、未来のために』というスローガンのもと、現在『Tsumatama SGL』という、大妻コタカの理数教育への思い、境界に捉われない行動力、実学主義による現状を切り開く力、を体現した教育プログラムをスタートさせている。本校では医療や生命科学の分野で活躍したいと思う生徒が増えており、その中で特に、S(Science)の部分で、協力体制を構築し、共同プロジェクトを進めることで、将来への具体的なイメージを掴むことのできる機会となればいいと思っている。」
【大妻多摩中学高等学校出身学生との懇談会】
また、同日締結式の実施にさきがけて、大妻多摩中学高等学校出身の東京薬科大学在校生及び教員と大妻多摩中学高等学校の先生により懇談会が開催され、在学時代の思い出や現在の大学生活、将来の夢などについてお話し、楽しい時間を過ごしました。

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◆懇談会に参加された在校生 薬学部4年生 渡辺 里香のコメント
「久しぶりに高校時代の先生にお会いしたら、高校を卒業してからもう4年が経ったことを実感しました。自分が現在取り組んでいる新型コロナウイルスに関する研究についてお伝えすると、高校卒業からの成長に感心され、またそういった研究ができる設備があることに驚かれていました。また、先生から今の高校の様子などをお聞きし懐かしく感じ、機会があったら高校にもまた行ってみようかと思いました。」
参考リンク

取材に関するお問い合わせ

東京薬科大学 総務部 広報課