ニュース&トピックス 東京医科大学医学科・看護学科とIPE(専門職/多職種連携教育)ゼミナールを実施しました

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2023.10.23

9月27日、10月4日及び11日の3日間、2年次ゼミナールの選択科目で、IPE(Interprofessional Education:専門職/多職種連携教育)演習が実施されました。

本演習は、姉妹校である東京医科大学医学部の医学科・看護学科と本学薬学部の学生が共に、ディスカッションやシミュレーションを通じて、「他の医療系学生、他の職種への理解」とチームで最もよいゴールを考えていく過程」について学ぶことを目的としています。
医師・看護師とともに薬剤師がチーム医療の推進に必要となる他の医療職種に対する理解とコミュニケーション能力を培います。

本演習は、2015年より実施されており、本年度は東京医科大学医学部医学科1年生、看護学科2年生、本学薬学部2年生による1チーム5~6名が、それぞれ薬学部による「多職種連携ディスカッション」、看護学科による「看護シミュレーション」、医学科による「訪問診療シミュレーション」の3つの演習に臨みました。

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本学で実施された演習では、各チームが合同カンファランスを実施した後、合同患者指導を実施しました。今回のテーマは、『生活習慣病患者への共同指導』であり、模擬患者さんの協力により、実際の患者指導さながらのシミュレーションが実施されました。医学科学生(医師)による病状説明、看護科学生(看護師)による生活指導、そして薬学部学生(薬剤師)による服薬指導とそれぞれの役割を担い、患者に生活習慣改善の理解が得られようチームで協力して目的の達成を目指しました。

■担当教員:杉浦宗敏教授のコメント
「東京医科大学医学部医学科、看護学科との合同演習を2年生のゼミナールとして毎年実施しています。他大学の他の医療職を目指す学生との交流は非常に貴重な経験であり、将来医療現場で働く際のイメージを明確にすることに寄与していると思われます。」

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本件に関するお問い合わせ

東京薬科大学 広報課