ニュース&トピックス 第2回 東薬×岐阜薬 次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)事業交流会を行いました
- 研究活動
2023.12.25
2023年12月14日(木)、15日(金)に、本学と岐阜薬科大学の第2回事業交流会を開催いたしました。この交流会は、SPRING(次世代研究者挑戦的研究プログラム)事業に採択された両大学が交流を行うことで、教育や研究推進における相乗効果と双方のプログラムの質向上を目指すことが目的です。
第2回となる今回は、岐阜薬科大学の職員3名、採択学生3名を本学にお迎えし、合同基礎コースワーク、採択学生による海外学会合同報告会、本学教員による研究内容発表などを行いました。
初日に行われた海外学会合同報告会には、学内からも多くの学生・職員が集まり、両大学の採択学生9名が、米国、カナダ、スペイン、スウェーデン、ドイツでの国際学会や海外武者修行*の経験と研究課題を発表しました。ノーベル賞受賞者をはじめとしたトップランナーの研究者との出会いや国を超えたコミュニティの構築などに加え、得られた学びと今後の抱負が発表者から熱く述べられ、会場内は大いに盛り上がりました。SPRING採択学生らしく、研究へのサジェスチョンだけでなく、将来のキャリアの端緒もつかんだ学生もおり、温かい雰囲気の中で質疑応答や意見交換が積極的に行われました。
2日目は、岐阜薬科大学からのリクエストにお応えして、本学薬学部の個別化薬物治療学教室、病態生化学教室、薬品製造学教室、薬化学教室の職員が研究内容を発表しました。本学職員のプレゼンテーションに、岐阜薬科大学の方たちからも次々質問が寄せられ、第2回事業交流会は盛会のうちに終了いたしました。
*海外武者修行・・・海外の研究者に自らアポイントメントを取って訪問し、インタビューを行うこと
※「東京薬科大学 未来医療創造人育成プロジェクトBUTTOBE」(Beef Up Toyaku talents TO go BEyond the borders)
既存の常識や枠組みにとらわれず、声高く理念を掲げ、能力と技術と人脈により障害となり得るあらゆる境界を越えてその志を形にしていく、「次世代の志士」の育成プロジェクトです。かつてない変革期を迎えている日本の医療社会の現状において、学術・創薬・医療の各方位からその変革を力強く導き、持続可能なあり方へと発展させていく人財が求められています。必要なコンピテンシーを育み、日本を取り巻く医療の難局を打破して革新を成し得る、文字通り『ぶっとんだ人財』を社会に輩出することを目指します。 2021年度から始まった本プロジェクトは、現在3期目を迎え、博士課程の学生18名(薬学研究科14名、生命科学研究科4名)が未来の医療を担う研究に取り組んでいます。
未来医療創造人育成プロジェクト『BUTTOBE』ホームページ
本プロジェクトに関するお問い合わせ先
- 東京薬科大学 未来医療創造人育成プロジェクト「BUTTOBE」事務局
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