ニュース&トピックス BUTTOBE-NEXT 2024 Boot Camp1を開催しました

  • 研究活動

2024.10.17

2024年9月6日(金)に「東京薬科大学 未来医療・共生社会創造人育成プロジェクトBUTTOBE-NEXT※」のBoot Camp1が開催されました。
初めに学部生・修士生とBUTTOBE-NEXT採択学生(以下、「とべ生」という)のパネルディスカッションが開催され、続いてとべ3生による2044年シンポジウム、最後に特別講演として、大阪大学大学院工学研究科 応用化学専攻・教授の松﨑典弥先生を講師として招へいし、学内から60名以上が参加しました。

パネルディスカッションではとべ生の研究活動・学生生活についてのリアルな意見交換が行われました。シンポジウムではとべ3生の3名が発表を行い、2044年を見据えた科学医療の発展、および自身のキャリアビジョンについて、スライドを交えたユーモアのある発表がなされました。

特別講演では組織工学研究の魅力と未来像について、松﨑先生から最先端の細胞工学研究に関する豊富なデータを紹介していただきました。多様な細胞から構成されるミニ組織体を造り出し、将来的に臓器や培養肉への転用を可能にする研究など、松﨑先生ならではの視点に参加者は熱心に講演に聞き入っていました。
質疑応答時間には次々と学生が挙手し、先生の研究内容から多くの示唆を得たようです。次回のBoot Campは冬季に開催予定です。

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パネルディスカッションの様子

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シンポジウムの様子

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特別講演 講師の松﨑典弥先生

※「東京薬科大学 未来医療・共生社会創造人育成プロジェクトBUTTOBE-NEXT」(Beef Up Toyaku Talents to gO BEyond the borders for NEXT era leaders)

かつてない変革期を迎えている日本社会の現状において、学術・創薬・医療・地球共生・スタートアップの各方位からその変革を力強く導き、持続可能なあり方へと発展させていく人財が今まさに望まれています。そこで本プロジェクトでは、上記ビジョンを掲げ、これを成すために必要なコンピテンシーを育むことにより、未来における地球視野の課題に対し、次なる境界を越えて挑む人財を社会に輩出することを目指します。 2021年度に国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「次世代研究者挑戦的研究プログラム」に採択されてスタートした本プロジェクトは、現在4期目を迎え、博士課程の学生20名(薬学研究科16名、生命科学研究科4名)が未来の医療を担う研究に取り組んでいます。

本プロジェクトに関するお問い合わせ先

東京薬科大学 未来医療・創造人育成プロジェクト「BUTTOBE-NEXT」事務局
  • 042-676-5349(8:45~17:00 月~金、祝日は除く)
  • bu-office-ml@toyaku.ac.jp
  • 〒192-0392 東京都八王子市堀之内1432-1