ニュース&トピックス 「オガサワラグワ里親計画」初の里親大学として、日本固有の絶滅危惧種『オガサワラグワ』を東京薬科大学で保存・展示開始。
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2020.01.22
学校法人東京薬科大学は、日本固有の樹木「オガサワラグワ」の里親として、1月8日、森林研究・整備機構 森林総合研究所林木育種センターから苗木の受渡式を行いました。教育研究機関および大学としての里親は本学が初となります。
環境変動や、地球温暖化に端を発する種の絶滅の危機が取り沙汰される昨今、SDGsにより森林の持続や絶滅危惧種の保護の重要性が高まっています。
オガサワラグワは、過剰伐採・移入種との交雑・帰化植物の繁茂という背景から絶滅の危機に瀕している植物です。「日本の生物多様性の保全に貢献したい」その思いのもと、東京薬科大学 薬用植物園の三宅 克典 講師が「オガサワラグワ里親計画」の里親として手を上げました。
里親としてオガサワラグワを保存・展示することを通じ、教育研究者や学生のみならず、東京薬科大学を訪れる多くの方々が自然環境に対する課題を身近なものとして注目し、理解を深めてもらうことを目指しています。
「教育研究機関である東京薬科大学が、大学として初の里親となったことは非常に意味があります。オガサワラグワの保存・展示を通じ、一般の方々や学生諸君が生物多様性や地球の行方を担う環境問題に注目し取り組むことによって、持続可能な地球社会の維持発展に貢献する。それこそが、教育研究機関たる本学の使命でもあると考えております。」と、東京薬科大学の平塚学長は語りました。
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