ニュース&トピックス サステナビリティ報告書2020を発行しました

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2021.07.27

本学では、環境方針に基づき実施している様々な活動や社会貢献活動を記録するとともに、学内外に対して広く広報することを目的に「サステナビリティ報告書」を毎年発行しており、2020年度の活動をまとめた「サステナビリティ報告書2020PDF」を先日発行しました。

国内では「環境情報の提供の促進等による特定事業者等の環境に配慮した事業活動の促進に関する法律(環境配慮促進法)」が2004年に制定され、環境報告書を社会全体として積極的に活用していくことが定められました。この法律によって、国立大学法人や独立行政法人等の特定事業者は、毎事業年度における「環境報告書」の作成と公表が義務づけられています。ここでは、トップメッセージ、環境保全に関する本学の方針、環境マネジメントの実施状況、環境負荷の低減に向けた状況(温室効果ガス排出量の削減など)等について取りまとめ、事業年度ごとに公表を義務付けるものです。私立大学に対しては作成が義務付けられてはいませんが、本学においても同法の趣旨に則り、報告書を作成しています。なお、本学では環境と社会の両側面の観点から、本報告書を「サステナビリティ報告書」の名称を設定し、様々な取り組みについて取りまとめることとしています。

「大学の社会的責任」という言葉に象徴されるように、大学にも企業レベルの社会的責任が求められる時代になりました。とりわけ、環境に対する取り組みは、大学の運営と密接に関係しています。地域活動を含めた持続可能な大学運営を実現することは、付加価値の向上に直結します。本学は、国連で採択された持続可能な開発目標「SDGs」を積極的に取り上げ、活動・広報しています。SDGsのゴールである2030年まであと10年を切り、社会的な注目も高まってきました。また2030年は、本学が創立150周年を迎える年でもあります。150周年に向け、本学では中長期計画「TOUYAKU150」を策定しています。そこには、SDGsを踏まえた本学の行動目標が盛り込まれています。

今回の報告書は、このTOUYAKU150を含めた本学の取り組みで構成されています。本報告書が、大学関係者や地域の方々など、さまざまなステークホルダーをつなぐコミュニケーションツールとして活用され、持続可能な大学運営を促進する一助となれば幸いです。

今後も、環境方針に掲げた視野の広い人材を育成するためにも、様々な取組の強化と広報を継続いたします。

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本件に関するお問い合わせ

東京薬科大学 総務課