ニュース&トピックス BUTTOBE 2023 Boot Camp1を開催しました

  • 研究活動

2023.06.13

2023年6月1日(木)に「東京薬科大学 未来医療創造人育成プロジェクトBUTTOBE※」のBoot Camp1が開催されました。講師には東京大学大学院医学系研究科老年病学准教授の小川純人先生を招へいし、学内から30名以上が参加しました。

講演テーマは「高齢者疾患・フレイルの特性と薬物療法の可能性」で、高齢者疾患とフレイルの特性および対処法について、小川先生から時にユーモアを交えながら最先端の臨床現場の状況や豊富な最新データを紹介していただきました。また、東洋医学における腎虚とフレイルの類似点など小川先生ならではの視点に参加者は熱心に講演に聞き入っていました。
質疑応答時間には次々と学生が挙手し、高齢者医療とAI、再生細胞の活用、胸部レントゲンの骨粗しょう症への応用などについて小川先生が回答され、学生も先生の研究内容から多くの示唆を得たようです。次回のBoot Campは夏季に開催予定です。

P1477997 3-2 900-600.jpg

特別講演の様子

P1488041 3-2 900-600.jpg

講師の小川純人先生

P1488034 3-2 900-600.jpg

会場から次々に質問が寄せられました

※「東京薬科大学 未来医療創造人育成プロジェクトBUTTOBE」(Beef Up Toyaku talents TO go BEyond the borders)
既存の常識や枠組みにとらわれず、声高く理念を掲げ、能力と技術と人脈により障害となり得るあらゆる境界を越えてその志を形にしていく、「次世代の志士」の育成プロジェクトです。かつてない変革期を迎えている日本の医療社会の現状において、学術・創薬・医療の各方位からその変革を力強く導き、持続可能なあり方へと発展させていく人財が求められています。必要なコンピテンシーを育み、日本を取り巻く医療の難局を打破して革新を成し得る、文字通り『ぶっとんだ人財』を社会に輩出することを目指します。 2021年度に国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「次世代研究者挑戦的研究プログラム」に採択されてスタートした本プロジェクトは、現在3期目を迎え、博士課程の学生18名(薬学研究科14名、生命科学研究科4名)が未来の医療を担う研究に取り組んでいます。

本プロジェクトに関するお問い合わせ先

東京薬科大学 未来医療創造人育成プロジェクト「BUTTOBE」事務局
  • 042-676-5349(8:45~17:00 月~金、祝日は除く)
  • bu-office-ml@toyaku.ac.jp
  • 〒192-0392 東京都八王子市堀之内1432-1