ニュース&トピックス 神奈川学園高等学校、十文字中学校の生徒が大学訪問プログラムに参加しました|高大接続教育

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2023.08.21

7月24日(月)に、高大連携事業の一環として、神奈川学園高等学校2年生4名、十文字中学校1 年生および3年生15 名が本学に来校しました。
本学と神奈川学園高等学校とは2022年12月に、十文字中学・高等学校とは2021年12月に、それぞれ高大連携協定を締結しており、連携授業の一環として今回の合同大学訪問が実施されました。

プログラムは、教育5号館(薬学実務実習教育センター)散剤実習室での調剤実習からスタート。薬学部 薬学実務実習教育センター 鯉沼卓真先生を中心に、同センター 堀祐輔先生、創剤科学教室 濱野展人先生らが生徒の指導を行いました。

テーマは『処方せん例に基づいて、散剤の計量調剤を体験する』です。処方箋の内容把握や薬学部ならでは調製器具の取り扱い方、薬の特性について説明を受けたのち、実習に取り組みました。

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実習では、アスベリンとペリアクチンの秤取、乳棒と乳鉢を用いて2種の散剤の調製を行いました。続いて、調製した散剤を均等になるように6分割し、分包をしました。さらに、アスピリンを乳鉢ですり潰し匂いを嗅いでみることを通じて、アスピリンの性質を観察しました。

今回の実習を通して、薬剤師の仕事や、実際に体験してみないとわからない調製の難しさなどを学んだとともに、薬剤師としての業務の面白さなどを体験していました。

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プログラムの最後には、濱野展人先生から薬学部についての系統説明が行われました。「薬学ってどんな学問?薬学部のご紹介 ~薬を知る・扱う・創る。薬学の可能性~」をテーマに、薬学部の概要やカリキュラム、6年制薬学と4年制薬学部の違い、本学の特長などの説明があり、生徒の皆さんも熱心にメモをとるなど、先生の説明に傾聴していました。

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参加した生徒たちからは、「前々から気になっていた薬学部について詳しく知れた。」「普段は体験できない事を経験できて楽しかった。参加してよかった。」「自分の進路の選択肢として検討したい。」などのご感想をいただきました。

本学では、今後も高大連携プロジェクトを通して、幅広い学問領域に触れる機会を中学・高校生に提供し、薬学・生命科学分野の魅力を伝えてまいります。

本件に関するお問い合わせ

東京薬科大学 総務部 広報課